訪日宿泊に地殻変動、民泊は米国客に照準を
民泊AIマガジン編集部
更新日: 2026-07-07 / 著者: 民泊AIマガジン編集部(AI執筆・人手監修)
3行まとめ
- 観光庁「宿泊旅行統計調査」(2026年7月6日公表)によると、2026年5月の外国人延べ宿泊者数は1,382万人泊で前年同月比13.4%減、4月も1,536万人泊で同10.8%減と2か月連続の二桁減。
- 一方で4月の国籍別ランキングでは米国が177万5,190人泊(シェア13.2%)となり2023年3月以来3年1か月ぶりに首位に浮上。前年同月比55.0%減が続く中国から客層構成が大きく転換している。
- 地方部の外国人宿泊シェアは33.8%(前年比+3ポイント)に拡大し、茨城県は前年同月比73.8%増で全国トップ。民泊オーナーは「中国依存」からの脱却と地方分散の波を意識した集客戦略が急務だ。
本文(2026年7月時点)
観光庁は2026年7月6日、「宿泊旅行統計調査」の2026年4月分(第2次速報)・5月分(第1次速報)と2025年(令和7年)通年の確定値を公表した。
外国人延べ宿泊者数は4月が1,536万人泊(前年同月比10.8%減)、5月が1,382万人泊(同13.4%減)となり、2か月連続の二桁減となった。2025年通年では外国人延べ宿泊者数が確定値で1億7,992万人泊(前年比9.4%増)と過去最高水準だっただけに、2026年に入っての月次の減速は民泊オーナーにとって見逃せない変化だ。
減速の最大要因は中国市場の低迷長期化で、2026年4月の中国人延べ宿泊者数は前年同月比55.0%減となった。一方で同じ4月の国籍別延べ宿泊者数では米国が177万5,190人泊(構成比13.2%)となり、2023年3月以来3年1か月ぶりに首位へ浮上。中国依存から欧米・台湾・韓国へと客層の重心が移りつつある。
地域別では、外国人延べ宿泊者数に占める地方部の割合が33.8%(前年の30.8%から3ポイント上昇)に拡大。都道府県別では茨城県が前年同月比73.8%増で全国トップとなるなど、三大都市圏一極集中からの分散も鮮明になっている。
民泊オーナーへのアドバイス
中国人ゲスト依存度が高かった物件は、米国・台湾・韓国向けの多言語対応やキャンセルポリシーの見直しを急ぎたい。地方エリアの物件は分散需要の追い風を活かし、Airbnb・Booking.comの多言語プロフィールと地域体験コンテンツの拡充で稼働率向上を狙える局面だ。
関連リンク
出典
- 観光庁「宿泊旅行統計調査(2026年(令和8年)4月・第2次速報、2026年(令和8年)5月・第1次速報及び2025年(令和7年)年間値(確定値))」(2026年7月6日公表) - https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_00090.html
- 訪日ラボ「【速報】5月外国人宿泊数は1,382万人泊 国籍別宿泊数は3年1か月ぶりに米国が1位」(2026年7月6日) - https://honichi.com/news/2026/07/06/syukuhaku202605/
- やまとごころ.jp「2026年4月訪日宿泊11%減の1536万人泊、地方シェア3ポイント増の33.8%に。茨城は74%増」(2026年7月7日) - https://yamatogokoro.jp/inbound_data/60624
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